RjpWiki (REvolutionR は連邦の新型か) を読んでちょっと触ってみました。
環境は、CPU: Core 2 Duo E8400 (3.0 GHz), Memory: 3.3 GB, Windows XP 32bit SP3。
R-benchmark-25.R を5回ずつ実行してみた。
- R-org: R-2.10.0 デフォルト
- ATLAS: ATLAS (C2D, CRANからダウンロードして [/R/R-2.10.0/bin] にコピー), R-2.10.0
- Goto : GotoBLAS2-1.11p (cygwinでマルチコア用にビルドしたもの), R-2.10.0
- Revo1: REvolution R (コア数1で計算), R-2.7.2
- Revo2: REvolution R (コア数2で計算), R-2.7.2
"Total time for all 15 tests"の結果をまとめてみます。
R-org | ATLAS | Goto | Revo1 | Revo2 | |
---|---|---|---|---|---|
1回目 | 59.5 | 16.2 | 16.1 | 16.9 | 13.0 |
2回目 | 61.2 | 16.0 | 16.0 | 16.7 | 13.6 |
3回目 | 59.6 | 16.0 | 16.0 | 16.7 | 13.0 |
4回目 | 59.5 | 16.0 | 16.0 | 16.8 | 12.7 |
5回目 | 59.4 | 16.0 | 16.1 | 16.8 | 12.6 |
平均 | 59.9 | 16.0 | 16.0 | 16.8 | 13.0 |
GotoBLAS 版が少し不安定 (固まったり) だったので、結果がおかしいかもしれません、ビルドに失敗しているのかな。
Revo2はさすがに早いですね、うちのPCも凄い頑張った音を出していました。
ちなみに、普段シミュレーションをするときは ATLAS (C2D) 版 Rblas.dll をコピーして、Rを2個起動して運用しています。あと、Rtoolの都合でR-2.9.2の方をよく使います。
ATLAS を自前でコンパイルすると時間がかかるし、今のところこれで充分かなと思う。